美肌成分と呼ばれるワードの中で「エラスチン」と聞いたことはありませんか?
コラーゲンやヒアルロン酸は今やよく耳にしますが、エラスチンはどのような役割をしているのかお話ししていきます。美肌に興味のある方は是非読んでくださいね。
エラスチンとは?
エラスチンは線維状のタンパク質で、体内では主にコラーゲン同士を結びつけて網目状に構成する働きがあります。
そして、コラーゲンとともに肌のハリやツヤをもたらす為の効果を発揮しています。
エラスチンの体内に含まれる量のピークは20代で、40代を過ぎるとほとんど失われてしまうと考えられています。
健康な体、美しいハリのある肌をキープする為には、エラスチンをできるだけ不足させないようにする必要があります。
しかし、エラスチンはコラーゲンと同じく、口から摂取しても直接的に肌へと吸収されるものではありません。
その為、エラスチンを摂取して不足分を補うのではなく、エラスチンの減少をできるだけ抑えることが大切になってきます。
エラスチンの減少を抑える為には、抗酸化作用のある栄養を積極的に摂取して、体内で発生する活性酸素の働きを抑えることが効果的です。
エラスチンの効果
エラスチンは弾力性と保湿効果を肌に与えます。肌のハリをもたらすコラーゲンと結びつくエラスチン、そして保水力のあるヒアルロン酸は合わせて「繊維細胞」と呼ばれ、肌の真皮に存在します。
エラスチンの働きで肌の弾力性と柔らかさがキープされているのです。エラスチンが不足すると、真皮の弾力が失われて肌がたるんでしまいます。
早い段階からエラスチン不足を遅らせる為の対策が必要となります。
エラスチンとコラーゲンの役割
肌の弾力を保つのに重要な役割を果たしているのが、表皮(ひょうひ)と皮下組織(ひかそしき)の間にある真皮(しんぴ)です。
真皮の約70%はコラーゲンですが、エラスチンは真皮の2%~5%程度と少ない成分なのです。
エラスチンが、真皮でコラーゲンを繋ぎ止めるようにして支えることで、はじめてコラーゲンの効果が発揮されます。
一方、エラスチンは弾力があり伸縮する性質を持ち、コラーゲンを束ねることでその効果を発揮しているのです。
真皮以外でもエラスチンは活躍している
エラスチンは、肌の真皮以外にも靭帯(じんたい)や血管、肺など伸縮性が必要な組織に存在します。
靱帯で約78~80%、動脈で約50%、肺で約20%をエラスチンが占めています。
特に、血管の壁には多く含まれ、非常に強い弾力を発揮しています。
この為、エラスチンが減少すると、血管の柔軟性が失われ、血管の老化が早まって動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞などのリスクが高まる可能性があるといわれてます。
また、靭帯の伸縮性が失われて、運動などでケガをするリスクも高くなります。
エラスチンは、肌だけでなく、体のいろんな部分とも関係していますね。
また、一度壊れてしまうとうまく再生することができないので、毎日の生活習慣でアンチエイジングを意識することが大切です。
エラスチンの変性や減少で起こる肌トラブル
紫外線にさらされることによってコラーゲンやエラスチンが変性し、弾力性が失われて硬くなり、シワやたるみを引き起こします。
他に、エラスチンの変性や減少は、フェイスラインの低下、ほうれい線、目の下のたるみやクマ、まぶたのたるみの原因にもなります。
ゴルゴラインやマリオネットラインと呼ばれるシワなども、エラスチンの低下が原因の1つにもなります。アンチエイジングを意識した生活習慣が大切です。
エラスチンを維持する為の対策
紫外線対策
エラスチンを変性させない為にも紫外線対策は大事になります。肌のハリや弾力を支える効果を維持する為には、1年を通しての紫外線対策を心掛けましょう。
日焼け止めを使ったり日傘などで紫外線をカットしましょう。目や目元の紫外線対策としてUVカットサングラスもいいですね。
また、紫外線を浴びた後のアフターケアで※ビタミンACE(エース)を食品から摂ったり、エイジングケア化粧品でビタミンA誘導体、ビタミンC誘導体、ビタミンE誘導体を補いましょう。
※ビタミンACE・・・ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEのことで、この3種類には抗酸化作用があると言われています。
「ビタミンA」を多く含む食材
(レバー、にんじん、ほうれん草、すじこ、のり、大葉など)
「ビタミンC」を多く含む食材
(オレンジ、キウイ、パイン、いちご、ピーマン、かぼちゃ、カリフラワーなど)
「ビタミンE」を多く含む食材
(枝豆、落花生、大根、かぼちゃ、いくら、唐辛子、抹茶など)
抗酸化と抗糖化
「抗酸化」・・・体の中の活性酸素が老化や疾病のリスクを高めます。
紫外線を浴びること、喫煙、飲酒、ストレスなどの要因を減らすことで活性酸素を抑えます。
「抗糖化」・・・糖化とは、体の中でタンパク質と余分な糖が結びついて、タンパク質が変性、劣化して老化物質(悪玉物質)ができる反応。
酸化と同様に体の老化や疾病のリスクを高めます。糖分や脂肪の多い偏った食生活は控えましょう。
エラスチンが含まれる食べ物
エラスチンが含まれる食べ物には、牛スジ、モツ、鶏の手羽先、軟骨、小魚などがあります。
これらを食べても、直接的に体内のエラスチン増加にはなりませんが、これらをはじめ、タンパク質を含む食品を意識して食べることで健康維持が期待できます。
エラスチンはタンパク質からできているので、タンパク質を摂取することで体の中でエラスチンの生成に役立ってきます。
タンパク質を中心にバランスの取れた食事を摂ることが大切です。
美容鍼施術
紫外線や日々の食事は気をつけているけど、もっと効果的なケアをしたい!そう思うアナタには美容鍼をオススメします。
肌のターンオーバー(肌の細胞の生まれ変わりのサイクル)を促進させ、美肌成分の活性化を促します。
※美容鍼による美肌成分の活性化や、美肌効果はこちらから
まとめ
エラスチンが肌のハリに重要で、さらに、体の健康維持にも大きな役割をすることがわかりましたね。エラスチンを維持する為に、紫外線対策や食事など日常生活で気をつけられるポイントが多いので意識していきましょうね。頑張りましょう!美肌の為に!!
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