美容鍼で毛穴ケア！なんで毛穴は開いたり黒ずむ？

お肌の悩みとして多い毛穴の開き、そして黒ずみ。化粧ノリも悪くなりますし、気になってしまいますね。

どうして毛穴が開いたり黒ずんだりするのか？

美容鍼をすることで毛穴ケアもできる！

ということでさっそく書いていきたいと思います。

毛穴には大きく２つの種類があります

たるみ毛穴

頬の部分で見られることが多い。年齢を重ね、エラスチンやコラーゲンといった肌のハリを保つ成分が減っていくことで毛穴が広がってしまう。

つまり毛穴

皮脂分泌が多いＴゾーン(おでこ・眉間・鼻)に見られることが多い。触ると肌表面がザラザラしてる。皮脂と角質がまざって角栓になり、毛穴が詰まってしまう。

毛穴が開く原因

皮脂の過剰分泌

皮脂というのはもともと皮膚の表面に膜を作って、水分の蒸発を防ぐなど肌を守る役割をしています。洗顔のしすぎなどで皮脂を余計に洗い落としてしまうと肌のバリア機能が低下したと認識してしまい、過剰に皮脂が分泌されるようになります(肌を守ろうとする反応ですね)。

過剰に分泌された皮脂はどんどん毛穴に溜まっていき角栓になって毛穴を押し広げていきます。この角栓が空気に触れて酸化することで黒ずみの原因になります。

加齢によるたるみ

肌の奥の真皮層にあるコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸といった肌のハリを保つのに欠かせない成分が加齢で減少してしまいたるみの原因に。肌がたるんで毛穴が開いてしまう。

乾燥

湿度の低い環境では肌が乾燥し、肌表面の水分が不足してしまいます。肌がしぼんで、毛穴周りがへこんでしまうと毛穴の開きが目立つようになってしまいます。

毛穴のたるみを食い止めるためにコラーゲン生成は欠かせないですね

鍼を打つと肌にこんな効果が

コラーゲンやエラスチンなどを生成

皮膚は表皮と真皮の２層構造になっており、厚みはかなり薄く、０.４〜１.５mm程度のため肌は優しく扱う必要があります。

肌の潤いを保つヒアルロン酸や、ハリを作るコラーゲン、弾力を与えるエラスチンは線維芽細胞という細胞が生み出します。そして、その線維芽細胞は真皮の層の中にあるのです。

髪の毛よりも細い鍼で真皮層に少しだけ傷をつけることで、その周辺の血流が良くなり、細胞も活性化され体が本来持っている自己修復力が促進されます。そして、弾力と潤いのある肌が蘇ってきます。

ターンオーバーを促進

新陳代謝が促進され肌のターンオーバー（古い細胞が剥れ、新しい細胞出てくるサイクル）が正常化します。その結果、肌のハリ感、弾力が生まれ、肌質の変化が出ます。

皮膚に弾力やハリが出ることでシワやほうれい線も目立ちづらくなります。

さらに、血液循環が向上することで血色が良い、ツヤのある肌になり、美容液や化粧水が浸透しやすい状態になります。

自宅での洗顔について

皮脂はお湯に溶けやすい性質なので、洗顔するときは冷水ではなくぬるま湯で行いましょう。洗顔料はたっぷりと泡立てて、肌をこすらないように優しく洗いましょう。おでこ・眉間・鼻のＴゾーンやあごは特に丁寧に洗います。洗顔料を洗い流したら、タオルを顔に軽く押し当てて水分を拭き取ります。絶対にゴシゴシと強く拭いてはダメですよ。最後に保湿ケアをすることで乾燥も予防します。これでOKです！